大谷 トランプ大統領は「思ったよりも背が高かった」「『光栄だ』って言ってもらえたので『こちらこそ光栄です』って」一問一答
「ナショナルズ6-4ドジャース」(7日、ワシントン)
昨年のワールドシリーズを制覇したドジャースがホワイトハウスにトランプ大統領を表敬訪問した。大谷翔平投手(30)は昨季に達成した「50本塁打-50盗塁」などの偉業をたたえられ、「本当に光栄なこと」「(大統領は)思ったよりもかなり背が高かった」など素直な思いを口にした。球団は第47代大統領にちなんだ背番号「47」のユニホームを贈呈した。表敬訪問後のナショナルズ戦で大谷は、右越え4号2ランを含む3安打2打点をマークした。大谷の一問一答は以下の通り。
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-サイクル安打に王手をかけた最後の2打席は。
「塁に出ることをまず。どんな打席もそうですけど、4打席目は最後は振りにいかないといけない球だったかなと思いますけど、基本的にやることは変わらない。最後の打席もしっかりいい打席だったかなと思います」
-連敗で修正点は。
「チーム全体としてはきょうみたいに少し離されてもまた追い上げて、粘り強く戦えている。雰囲気自体は悪いところはないですし、もう本当に切り替えて勝っていくだけかなと思います」
-ホワイトハウス訪問やトランプ大統領との会話は。
「本当に光栄なことだなと思います。こうして僕は日本から来てここでプレーさせてもらっているわけなので、1日、1日、この国に感謝していますし、国のトップの方に会えたことがまず光栄かなと思っています」
-フィリーズ戦から調整した点は。
「ちょっと時差(ボケ)が直りきったところでまたこっちに来て、という感じだったので、まず体調管理が一番かなと。今日も朝早かったですし、また明日に向けてしっかり睡眠を取ってまた切り替えたい」
-投手調整は。
「ブルペンは順調に来ているかなと思う。ライブBPも入ってきたらまたペースが変わったりするので、そこは臨機応変に対応したい」
-ライブBPのメドは。
「自分の感覚的にはすごくいい状態かなと思っているので、投げる球の球種の制限だったりとか、スピードの制限はまだある段階なので。そこはドクターとチームのスタッフと相談してという感じになると思う。そう遠くないうちにやりたい」
-トランプ大統領の印象や執務室の雰囲気は。
「本当に光栄ですし、印象は思ったよりもかなり背が高かったので。そこが一番、第一印象は。そうですね、背が高いなって思いました」
-かけられた言葉は。
「『会えて光栄だよ』っていうことは言ってもらえたので、『こちらこそ光栄です』っていう感じの会話はしました。本当に僕は外国人としてここで、異国でプレーさせてもらっているわけなので。そこの、感謝の気持ちっていうのは、毎日持ってプレーしたいなとは思っています」
-感謝の気持ちとは。
「ここでまずプレーさせてもらっていることもそうですし、もっともっと元をたどれば、野球っていう競技自体が生まれて、僕の人生の中でも多くを占めてるわけなので、そこに対する感謝ですかね」
-ホワイトハウス全体、建物の雰囲気は
「いやもう、本当に歴史を感じるというか。中もきれいですし、執務室も本当に映像でしか見たことなかったですけど、入れて光栄だったなと思います」
-球種の制限とは。
「負担が大きいというか。例えば速いスイーパー系の球であったりとかっていうのは制限がかかって当然かなとは思う。やれる球種に関して、今の段階ではファストボール系になりますけど、その球の精度をしっかり上げていくことが、次の球種に移った時にスムーズに投げられる要因かなと思ってます」
-また来年もホワイトハウスに戻ってきたい気持ちは。
「そうですね。もう一度行ければもちろん、それは何回でも行きたいと思っていますし。今の段階で順位を、今何位だっていうふうに気にする段階ではないかなと思いますけど、本当に1勝1勝をしっかりと積み重ねていく段階かなと思います」





