大谷翔平 空振り三振で敵地のスタンドが大歓声と拍手 左腕・ルザルドにドジャース打線が沈黙 パヘズも牽制球で憤死

 「フィリーズ-ドジャース」(4日、フィラデルフィア)

 ドジャースの大谷翔平投手は六回の第3打席で空振り三振に倒れた。

 先頭のロハスが遊ゴロに打ち取られたが、続くパヘズが四球を選んで出塁した。1死一塁で左腕・ルザルドと3度目の対戦。初球の外角変化球を見極め、2球目のスライダーをフルスイングするもファウルとなった。

 3球目を見極めてバッティングカウントに。4球目の95マイルはファウルとなって追い込まれた。5球目、低めの変化球に空振り三振。敵地のスタンドは大歓声と拍手に包まれた。直後にパヘズが牽制球で誘い出されて憤死。久々の走者もまさかの形で消した。

 大谷は第1打席で左飛、第2打席は中飛に倒れていた。熱狂的な敵地ファンから打席に入る度に強烈なブーイングが浴びせられた。打線はルザルドに六回までわずか1安打と封じ込まれた。

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