大谷翔平の鮮やか2号弾 NHKBS解説も驚き 田口氏「あれで入るんですね」長谷川氏「投手はどうしようもない」大谷は時差ぼけ告白

 「ドジャース5-4タイガース」(27日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は七回の第4打席で逆方向へ2号ソロを放った。日本開幕第2戦と合わせ2試合連続アーチとなった。

 2死無走者の状況で右腕ハニフィーとの対戦となった大谷。初球の154キロを見逃し、2球目のツーシームはしっかりと見極めた。

 3球目の甘いツーシームはファウルとなり、追い込まれた背番号17。4球目のバックドアは冷静に見極め平行カウントに持ち込むと、低めの変化球に手を出さずフルカウント。6球目、甘いボールをきれいに流し打ち左翼席へたたき込んだ。

 NHKBSで解説を務めた田口壮氏は「あれで入るんですね。すごいです。そこまで強振していないと思うんですけど」と驚きのコメント。右翼席の長谷川滋利氏は「すごい盛り上がりで。ここに立っているのが怖い」と語った。「あの打球で入るんだったらピッチャーはどうしようもない。ピッチャーはきつい。さすがです」と評した。

 大谷は初回の第1打席は初球攻撃で一ゴロに倒れたが、第2打席で右前打を放ち天敵・スクバルから初安打。第3打席は左腕の内角攻めに苦しみ二ゴロに倒れたが、併殺を阻止し、テオスカー・ヘルナンデス外野手の逆転3ランで生還していた。

 試合はリリーフ陣が踏ん張って1点リードを盛りきり、開幕3連勝。試合後、大谷は「まだ時差ぼけみたいなものが残っている」と衝撃の事実を告白したが、「いいところで打てて良かった」と振り返っていた。

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