菅野智之、オープン戦全4登板零封 観客総立ちで称賛 初のメジャー流4日間調整で四回途中1安打無失点 驚異のストライク率83%
「オープン戦、オリオールズ-ツインズ」(14日、サラソタ)
オリオールズの菅野智之投手が先発し、3回1/3を投げて1安打無失点、与四球1、奪三振4。23球を投げ、ストライク率は驚異の83%(19球)。最速は最速151キロだった。オープン戦全4登板無失点の快投で防御率0・00を維持した。
オープン戦初となるメジャー流、中4日の調整で臨んだマウンド。前回、9日と同じ相手に菅野は初回からストライク先行のテンポの良い投球で相手打者の早打ちを誘った。3イニング連続三者凡退で4つの三振を奪い、球数はわずか21球だった。
四回1死から3番バスケスにこの日初安打となる右前打を許したところでお役御免。ベンチに戻る35歳のオールドルーキーをキャンプ地のファンはスタンディングオベーションで称えた。2番手投手が後続を断って無失点を継続した。
菅野は昨オフに巨人から海外FA権を行使してオリオールズと単年1300万ドル(約20億円)で合意。オープン戦は2月28日の初登板からここまで4登板、10回1/3を5安打無失点に抑え、与四球3、奪三振11を記録している。





