大谷翔平「ただいま。」ドジャース来日に羽田熱狂 到着ロビーから展望デッキまで500人超殺到

 大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(26)、佐々木朗希投手(23)が所属するドジャースが13日、キャンプ地の米アリゾナ州からチャーター機で羽田空港に来日した。世界一軍団の姿を一目見ようと、空港には500人超のファンが殺到。選手たちが姿を見せることはなかったが、大谷は自身のインスタグラムで「ただいま。」と帰国を報告した。チケット完売の日本 開幕シリーズが、早くも大フィーバーの様相を呈してきた。

 午後3時過ぎ。約12時間のフライトを終えて羽田空港に降り立った大谷は自身のインスタグラムを更新し、「ただいま。」と帰国のメッセージを寄せた。機内から撮影した都内の風景や愛犬デコピンの様子を収めた動画、航空機前での山本、佐々木とのスリーショットもアップ。日本凱旋に弾む思いがにじみ出た。

 キャンプ地のアリゾナからバス2台に分乗し、警備車両3台に先導されながら近隣の空港へ移動。グレーのジャージー、パーカに身を包んだ選手と家族、スタッフは笑顔で専用チャーター機に乗り込んだ。大谷は「機内での過ごし方」を問われた球団インタビューに、「Just sleep(寝るだけ)」と答えて、機上の人となった。

 ドジャース選手たちの姿を一目見ようと、羽田空港には多くのファンが殺到した。

 国際線の到着ロビーは、スマートフォンで撮影を試みようとする人々で大混雑。一部がパーティションで区切られ、規制線も張られた中、登場への期待が高まったが、選手たちは姿を現すことなく、別の動線で空港を後にした。チャーター機の到着を見届けようと、展望デッキにもカメラを構えるファンが集結。チケット完売の日本開幕シリーズは早くも熱気に包まれている。

 日本選手トリオは準備万端だ。大谷はオープン戦7試合に出場し、打率・333、1本塁打、2打点と打撃好調。18日の開幕戦に先発する山本、19日の第2戦に先発する佐々木はともに直近の登板で快投を披露した。一足早く12日深夜に来日したカブスの開幕投手・今永、主軸を張る鈴木との対決で、十分なパフォーマンスが発揮できる下地は出来上がっている。

 14日に東京ドームで公式練習、公式会見に臨み、15日に巨人、16日に阪神と最後の実戦調整を行った後、ファンが待ち望む2連戦に臨む。日本列島が大谷、由伸、朗希ら世界一軍団に熱狂する6日間がいよいよ幕を開ける。

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