藤浪1回無失点 復調に「フォーシームも変化球も両方とも良かった。段階を踏めている」 マリナーズ監督「本当に良かった」
「オープン戦、マリナーズ7-2ガーディアンズ」(3日、ピオリア)
マリナーズとマイナー契約を結び、招待選手としてキャンプに参加している藤浪がガーディアンズ戦に七回から5番手で登板し、1回を1安打無失点に抑えた。前回登板の2月27日・ジャイアンツ戦では2/3回で1安打3四死球4失点と乱れたが、復調した姿を示し、「フォーシームも変化球も両方とも良かった。バランスも良かった」と満足感を漂わせた。
14球を投げてストライク9球、ボール5球。最速159キロの真っすぐを中心に投げ込んだ。オープン戦3登板目で初めて四死球がなかった。前回登板後にコーチ陣と話し合い、「自分がどういう特徴を持っていて、どうすれば最大限生かせるのか」を見つめ直した成果をみせた。ウィルソン監督も「きょうは本当に、本当に良かった。ストライクゾーンを攻めていた。そこが前回から大幅に改善された」と高く評価した。メジャーの40人枠を争う右腕は、「段階を踏めているというか、ビルドアップできているのはいいかなと思う」と前を見据えた。





