大谷翔平 休養明け二刀流調整 投手復帰へ首脳陣「対話重ねる」

 ドジャース・大谷翔平
 練習中、笑顔を見せるドジャース・大谷(共同)
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 「ドジャース春季キャンプ」(14日、グレンデール)

 前日13日を疲労回復のため休養に充てた大谷翔平投手(30)はキャッチボールや室内打撃練習など個別メニューで調整し、投手陣に交じって打球処理やけん制球の基礎練習も行った。その後はダッシュにも励み、走攻守で充実した内容を消化した。

 今季中の投手復帰に向けて着実に歩を進めているが、首脳陣は慎重な姿勢を崩さない。フリードマン編成本部長は「体の回復過程などを見極める上で、彼には他選手のデータが当てはまらない。未知の領域だ。対話を重ねていきたい」と語った。

 チーム練習終了後には、佐々木が投球練習を行っていたブルペンに立ち寄って球筋を観察。練習の合間には新守護神として期待されているスコットらと談笑した。“大谷キラー”として注目された左腕は「翔平と対戦しなくても済むからうれしい。彼はとても特別な選手だから近くで見ることが楽しみ」と笑みを浮かべた。

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