阪神・青柳晃洋、ポスティングでフィリーズとマイナー契約 球団発表 交渉期限に“駆け込み合意”
阪神からポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指していた青柳晃洋投手がフィリーズとマイナー契約で合意した。チームが17日(日本時間18日)に発表した。
青柳は米球界移籍を目指し、昨年12月4日から45日間の交渉をスタート。米東部時間17日午後5時(同18日午前7時)が期限だった。
青柳は神奈川・川崎工科高-帝京大をへて15年ドラフト5巡目で阪神に入団。21、22年に連続最多勝、最高勝率最優秀防御率のタイトルを獲得するなど、9シーズンで154先発、61勝47敗、防御率3・08の成績を残した。
メジャーでは数少ない右の変則サイドスローだったが、米球界での評価は高くなく、MLB情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「数字を見る限り、マイナー契約のとどまる可能性がある」と厳しい見方を示していた。