3勝目の山本由伸 15回連続無失点と米でも無双状態に「色んな部分になれてきた」 韓国での悪夢のデビュー戦除けば防御率は1・64

 ダイヤモンドバックス戦に先発し、6回無失点で3勝目を挙げた山本(共同)
 ダイヤモンドバックス戦に先発した山本(共同)
 ダイヤモンドバックスの本拠地チェース・フィールドで投球する山本(共同)
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 「ダイヤモンドバックス0-8ドジャース」(1日、フェニックス)

 ドジャースの山本由伸投手が今季7試合目の先発登板。6回94球5安打無失点5奪三振の好投で3勝目をマーク。防御率は2点台に突入し、2・91となった。

 デビュー戦で1回5失点でKOされた韓国での開幕2戦目を除いた直近6試合の防御率は1・64。現在15イニング連続無失点と、無双状態に入ってきた。現地メディアのインタビューで山本は「しっかり落ち着いて自分のピッチングをできるようになっている。それがいいピッチングにつながっているかなと思う。試合の流れ、ピッチコムやピッチクロックだったり、細かいところがたくさん(日本と)違いがあるんですけど、そういうところにも慣れてきましたし、それが自分のピッチングにつながっているかなと思う。色んな部分になれてきているのかなと思う」と、語った。

 山本は初回の先頭打者に対して、いきなりピッチクロック違反でのボールもあり、四球を与えたが、併殺で切り抜けてこの回を無失点で終えると、その後は危なげない投球が続いた。六回は2死一、二塁のピンチを招いたが、6番スアレスを三ゴロに打ち取って切り抜けた。

 この日は同じ背番号18のタイガースの前田健太投手が今季初勝利、カブスの今永昇太投手が無傷の5勝目をマークしており、日本人先発3投手白星そろい踏みは史上初の快挙となった。

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