大谷翔平 節目もまだ通過点「また次の1本。切り替えてまた次の1本を」
「ドジャース7-8パドレス」(12日、ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平選手(29)が12日(日本時間13日)、松井秀喜の日本選手最多に並ぶメジャー通算175号をマークした。試合後の取材ではメモリアルアーチに寄せた思いなどについて言及した。大谷との一問一答は以下の通り。
-山本の投球は?
「決して悪いピッチングではなかったと思いますし。たまたま1本大きいのが出て得点されてますけど、比較的テンポよく投げていたかなと思います」
-チームの戦いは?
「毎回のようにチャンスにもなりますし、一人一人が仕事をしている。なかなかかみ合うというか、競った試合を落としたのは残念なことではありますけど、比較的いい粘りだと思うので、また切り替えて明日頑張りたいなと思います」
(ここで米メディアが「イッペイが出廷したことについて…」と切り出すも、広報が「ここでは野球の話しかしないで」と遮る)
-松井の記録に並んだことはどんな意味を持つか。
「個人的にもうれしいですし、日本の野球界にとっても大きいことだと思うので。個人的にはまた次の1本。切り替えてまた次の1本を打てるように頑張りたいと思います」
-ドジャースでの日本人記録は誰が持っているか知っていますか?(ロバーツ監督の7本と知っている報道陣から笑いが起こる)
「(わざと)わかんないです。へへへ」
-日米通算1000安打にも到達した。
「アウトになってる打席もいいというのが一番。個人的にはいいアットバットが多いのは、それだけ(安打の)チャンスにもなるとは思うので、そこはヒットになってる打席以外も良かったんじゃないかなと思います」
-日本選手にとって本塁打は難しい中で、日本選手トップに並んだことについて。
「具体的に何打席で何ホームランみたいなこととかは分からないので、正確には言えないですけど、(自分は)体も大きいし、長打は一つの売りではあるので、そこの強みを生かしていきたいなと思います」
-本塁打の打席を振り返って。
「プレートからちょっと外れている難しいボールではあったと思うので、そこをホームランできてるというのは基本的にはいいスイングの軌道だなとは思いますけど、基本的にはボールを見逃すというのは鉄則ではあるので、その観点では手が出ているので、良い所と悪い所があると思います」