ＴＢＳ系「ゴゴスマ」が２１日、放送され、阪神、ロッテで活躍した鳥谷敬氏が出演。ドジャースから解雇された水原一平通訳に関連し、野球界における選手と通訳の関係について語った。

　水原氏は２０１７年まで日本ハムで通訳を務めていた。大谷翔平のメジャー移籍に際し、日本ハムを退団し大谷に帯同。６年間、エンゼルスではプレーヤーと通訳として関係を構築し、エンゼルス球団からも慕われる存在だった。

　他の選手では元阪神の藤浪も古巣球団に在籍していたスタッフとともにメジャー挑戦を果たした。それほど選手と通訳の関係は深く、鳥谷氏は「通訳というだけでもかなり日常、一緒にいると思う。年齢よりもどれだけ信頼できるかというのがあると思うので。年齢差はあったとしても、本当に友達のように、いろんな私生活から。お金のやりとりもそうかもしれませんけど、いろんなことを任せていたというのはあると思います」との見解を語った。

　今春のキャンプでは報道陣の対応だけでなく、運転手として自宅と練習施設の往復などを任されるなど私生活面でもサポートしていた。大谷はファン感謝デーで水原氏の存在を「ビジネスパートナー」と冗談めかして明かすなど、その信頼関係は強固だったとみられる。