トラウトに待望の1発 豪快中越え満塁弾 前日の大谷翔平との再会が刺激か
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「オープン戦、エンゼルス-アスレチックス」(6日、テンピ)
エンゼルスの主砲、マイク・トラウト外野手が「3番・中堅」で出場し、五回に満塁弾を放ってオープン戦1号を記録した。
オープン戦出場9戦目。トラウトに待望の一発が飛び出したのは五回1死満塁の場面だ。左腕アレクサンダーに対し、2球連続でストライクを見送って追い込まれる。しかし、そこから3球ボールを見極めてフルカウントにすると、得意の低め直球にバット一閃。心地よい打球音とともにはじき返された打球は低い弾道で一直線に伸び、中堅フェンスを越えた。豪快な満塁弾にファンは熱狂。総立ちになって今季1号を祝福した。
トラウトは前日のドジャース戦の試合前に昨季まで中軸コンビを組んだ大谷とあいさつ。熱い抱擁を交わすなど、感動の再会を果たした。
前日まで8試合に出場し、打率・167、OPS・460と精彩を欠いていた主砲が、復調のきっかけをつかもうとしている。