オリックスからポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指す山本由伸投手の代理人を務める「ワッサーマン」のジョエル・ウルフ氏が２１日（日本時間２２日）、オンラインで日本メディアの取材に応じ、この日解禁になったメジャー全３０球団との交渉について１０～１５球団から連絡があったことを明かした。

　山本と同じ代理人事務所の縁からカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手（２６）がオンライン取材の最後にサプライズ登場。満面に笑みを浮かべ、「ヨロシクオネガイシマス」と流ちょうな日本語であいさつした。

　今オフは山本やＤｅＮＡの今永ら侍ジャパンの仲間がメジャーに挑戦することに「とても興奮しているし、すごくうれしい」とヌートバー。米国滞在中の山本とゴルフを楽しんでおり、「彼は僕が試合をした都市についてすごく興味を持っていた」と明かしつつ、その移籍先については「彼の人生だから邪魔はしたくない。カージナルスについて聞かれれば、答えていきたい」と話すにとどめた。

　山本とのゴルフ対決は「負けたよ。恥ずかしいからスコアは言わないよ」と笑いを誘った。