大谷翔平、3年連続球団MVP 本拠地総立ち チーム14冠 13日ぶりチーム合流でクラブハウスに大歓声
「エンゼルス3-7アスレチックス」(30日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が試合前のフィールドで行われた、選手間投票によるチームMVPの授賞式に出席し、3年連続の栄誉に笑顔を見せた。スタンドを埋めたファンはスマホ片手に総立ちになって声援を送った。
17日のタイガース戦以来、13日ぶりにチームに合流。19日に手術した右肘を固定した状態でクラブハウスに入ると閉ざされたドアの向こうからチームメートらと思われる歓声が起こった。
同選手の代理人を務めるバレロ氏は大谷の様子について「ショウヘイは元気だ。術後の経過も良好で順調だ」と話した。
メジャー6年目の今季はシーズンを完走できなかったが、投打同時出場23試合を含むチーム最多の135試合に出場。打者としては打率・304、44本塁打、95打点をマーク。打撃主要3部門のほか、得点(102)、盗塁(20)、出塁率(・412)、長打率(・654)、OPS(1・066)、塁打数(325)、21申告敬遠を含む四球数(91)を合わせた打撃10冠を獲得。投げては球団内に規定投球回数をクリアした投手がいない中で勝利数(10)、防御率(3・14)WHIP(1・06)、被打率(・184)の4つのカテゴリー(50投球回以上)でチームトップの成績を残し、投打あわせて14冠を達成した。
同投手は9月4日の試合前の打撃練習で痛めた右脇腹が完治せず、16日に負傷者リスト入りし、残り試合の欠場を決断。19日からの遠征には帯同せず、同日、ロサンゼルス市内の病院で8月23日の登板でじん帯を損傷した右肘の手術を行った。





