大谷翔平、メジャー初対決のメッツ・千賀から二塁打 地元局実況「ゲンキデス!」と絶叫 敵地にもかかわらず大歓声浴びる

 3回、二塁打を放つ大谷。投手千賀
 3回、二塁打を放つ大谷(USAトゥデー・ロイター=共同)
 3回、二塁打を放ちポーズをとる大谷
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 「メッツ-エンゼルス」(25日、ニューヨーク)

 右肘の故障が発覚したエンゼルスの大谷翔平投手は「2番・DH」で先発出場。メッツの先発・千賀滉大投手とメジャーで初対戦し、三回の第2打席で先制点を呼び込む二塁打を放った。

 無死一塁で打席に入ると敵地にもかかわらず、大きな歓声が上がった。1-2と追い込まれてからの4球目のフォークをバットに乗せるようにして、右翼の頭上を破る二塁打を放った。時速186キロの弾丸ライナーも、納得がいかないのか大谷は二塁ベース上で不満そうな表情を見せたが、エンゼルスの地元局の実況は「ゲンキデス!ショウヘイ・オオタニ!」と絶叫した。

 続く、ドゥルーリーの中犠飛で先制したが、浅いフライにもかかわらず、大谷はタッチアップで果敢に三塁を陥れた。4番・ムスタカスの中前打で2点目のホームを踏んだ。

 初回の第1打席ではストレートの四球で出塁。初球の153キロをはじめ、4球とも全て150キロ以上の速球だった。

 千賀とはNPB時代、9試合で対戦し、22打数5安打、打率・227、2本塁打、13三振だった。

 大谷は23日に行われたレッズとのダブルヘッダー第1試合で二回に異変を訴えて緊急降板し、右肘の内側側副靭帯損傷が判明。今季残り試合に登板しないことや、打者としては今後も出場を続けることが発表されていた。

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