エンゼルス・大谷 止まらない!6月打率・394 2戦連続3Hで三冠王も視界に

 「エンゼルス5-11ホワイトソックス」(28日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)はアナハイムでのホワイトソックス戦に「2番・指名打者」で出場し、2試合連続の3安打を放った。第1打席で両リーグ最多タイの5本目の三塁打を記録。打率・309としてア・リーグ4位につけた。

 快打が止まらない。初回1死。直球攻めが続いてカウント2-2となった後、大谷は相手先発のジオリトが「高めに浮いてしまった」と悔やんだチェンジアップを泳ぎながら、右翼線へ運んだ。打球の処理にもたつく間に二塁を蹴り、スタンディングで三塁に到達。メジャートップに並ぶ今季5本目の三塁打で打線を勢い付けた。

 八回は高めの約154キロの直球を強烈にはじき返して中前打。九回は快足を飛ばし、二遊間の当たりを内野安打とした。日本選手と球団の月間記録更新が懸かった本塁打こそ出なかったが、登板試合で自身初めて1試合2発を放った前夜に続き、2試合連続で3安打をマーク。1試合3安打以上は今月6度目で、状態の良さを改めて印象づけた。

 これで6月は99打数39安打、打率・394と絶好調。持ち前の長打だけでなく確実性も増してきている。打率は・309まで上昇し、トップと1分4厘差のア・リーグ4位につける。28本塁打は2位に5本差をつけてリーグ単独トップ。64打点は2差で2位と、三冠王も視界に入る位置にいる。

 さらにエンゼルスの中継局は、7月の前に「25本塁打」「5三塁打」「10盗塁」をクリアした選手はメジャー史上初の偉業だと伝えた。並外れた長打力と快足も兼ね備えた大谷。異次元のパフォーマンスで日々、歴史を塗り替え続けている。

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