「ゲンキデスカ?」打席内で大谷翔平に日本語で問う元相棒が追撃8号に“脱帽”「いいスイングだった」

 大谷翔平(左)とマルドナド
 9回、右越えに8号2ランを放つ大谷。投手プレスリー
 9回、右越えに8号2ランを放つ大谷
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 「エンゼルス4-5アストロズ」(8日、アナハイム)

 勝利を信じる地元ファンの歓声が響き渡った。3点ビハインドの九回裏。トラウトを一塁に置いた場面で大谷が守護神プレスリーの低めに落ちる132キロのカーブを右翼席へ運んだ。

 4月30日のブルワーズ戦以来となる8戦ぶり8号2ラン。カウント1-2と追い込まれ、裏をかかれたように態勢を崩しながらの技あり弾を称えたのはアストロズのベテラン捕手、マルドナドだ。

 かつてエンゼルスでプレーした同捕手は18年にメジャー1年目の大谷とバッテリーを組んだ間柄。大谷を「ホルヘ」と呼び、打席に入った時には「ゲンキデスカ?」「ゲンキデス」とあいさつを交わすのがルーティンとなっている。

 大谷が投打同出場した前夜の試合では五回に会心の逆転ツーランを放っている元相棒は、九回の大谷の打撃を「いいスイングでホームランにした」と称賛。プレスリーが投じたカーブを「要求通りのコースだった」と振り返り「オオタニのスイングが良かった」と脱帽した。

 エンゼルスは大谷の一発で反撃に転じ、4番レンドンと5番レンフローの連打で無死一、二塁と好機拡大。一打サヨナラ勝ちの状況にもっていったが、後続にあと1本が出ず、2連敗。同じア・リーグ西地区のレンジャーズとの3連戦に続いて2カード連続負け越しで貯金を2に減らした。

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