藤浪“メジャー初星” 高め直球で3奪三振 メジャー流習得で開幕ローテへ前進
「オープン戦、ダイヤモンドバックス3-9アスレチックス」(7日、スコッツデール)
各地でオープン戦が行われ、アスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)はダイヤモンドバックス戦にオープン戦2度目の登板。先発で3回を投げて1安打1失点、高めの速球で3三振を奪う力投を見せ勝利投手となった。
オープン戦とはいえ、藤浪にとってはうれしい“メジャー初勝利”だ。大谷と投げ合った2月28日(日本時間3月1日)のエンゼルス戦以来の登板。初回、いきなり先頭に四球を与えたが、後続を抑えて無失点。二回も先頭に四球を与え、2死三塁から遊撃内野安打で失点したが、三回は三者凡退に抑えた。
予定の3回を投げて1安打1失点。全て高めの速球で毎回の3三振を奪い、最速は157キロをマークした。「メジャーでは低めに投げる練習はそんなにやらない。高めのストライクゾーンは日本より広いので有効に使っていく」と、メジャー流の投球を実践した。
スリークオーターのフォームから伸び上がるような藤浪の球筋を生かすために、高めの投球をアドバイスしたエマーソン投手コーチも「アングル(角度)が低い方だし、そこからの高めは有効。打者のベルトより上のイメージで投げていた」と合格点を与えた。
走者を背負った場面ではスライダーやツーシームを駆使して内野ゴロに打ち取るなど、巧みな投球術も披露。右腕は「スプリットが思い通りに操れなかったが、他の球種で組み立てができたので、いい勉強ができた。これからデータを取られ(対策も練られ)るのでツーシームを意識させるだけでも違う」と納得の表情を見せた。開幕ローテ入りを見据えながら、着実にステップを踏んでいく。



