コレアと12年419億円合意のメッツ、ジ軍同様、検査結果を懸念 契約危機 米報道

 米大リーグ、メッツと12年3億1500万ドル(約419億円)で合意したと伝えられているカルロス・コレア内野手(28)が契約前に受けた身体検査の結果に球団側が懸念を示している、と24日(日本時間25日)、米スポーツサイト「アスレチック」が伝えた。同内野手は今月中旬に13年3億5000万ドル(約465億5000万円円)で合意したと報じられたジャイアンツで身体検査の結果を巡って球団側と選手側の意見が食い違い、破談になった経緯がある。

 同サイトは関係者の話として「今週初めにジャイアンツでもあったようにメッツも彼が過去に手術を受けた右下肢に関して懸念を示しており、スター遊撃手と合意した12年3億1500万ドルの契約を危うくする可能性がある」と、同内野手が14年6月に負った右脚の腓骨骨折と靭帯の損傷が問題視されていると記した。

 プエルトリコ出身のコレアは12年ドラフトの全体1位でアストロズ入団。15年にメジャーデビューし、打率・279、22本塁打、68打点で新人王を獲得した。強打堅守の遊撃手として17年のワールドチャンピオンに貢献し、21年オフにFAになり、ツインズと3年1億530万ドル(約140億円)で合意した。

 移籍1年目の今季は年俸3510万ドル(約46億7000万円)で136試合に出場し、打率・291、22本塁打、64打点、OPS・834。シーズン終了後に残り2年7020万ドル(約93億4000万円)の契約を破棄する権利を行使してFAになっていた。通算成績は888試合、打率・279、155本塁打、553打点。ゴールドグラブ1回、球宴2回。

 メッツの遊撃手には昨オフに10年3億4100万ドル(約453億5000万円)で合意したリンドアがいるため、コレアは三塁にコンバートされることが予想される。

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