エンゼルス トレードで強打の三塁手ウルシェラ獲得 ユーティリティー起用方針 補強第2弾

 大谷翔平投手(28)が所属するエンゼルスは18日(日本時間19日)、ツインズとのトレードでマイナー投手(19)とメジャー通算65本塁打のジオ・ウルシェラ内野手(31)を獲得したと発表した。

 コロンビア出身のウルシェラは15年にインディアンス(現ガーディアンズ)でメジャーデビューし、ヤンキース時代の19年に21本塁打、74打点をマーク。21年オフにヤンキースからツインズへトレードされ、メジャー8年目の今季は正三塁手として144試合に出場し、打率・285、13本塁打、64打点をマークした。通算成績は602試合、打率・275、65本塁打、256打点。

 この日、オンライン会見に応じたミナシアンGMによると、ウルシェラを一、三塁、遊撃手などを守るユーティリティーとして起用する方針。今季終了後にFAになったダフィーのような役割を期待している。エンゼルスの内野陣は、26年まで4年1億5200万ドル(約212億8000万円)の契約を残すレンドンが三塁を、メジャー5年目のウォルシュが一塁を守り、二遊間にはフレッチャー、レンヒーフォ、ベラスケス、ソトがおり、人材は豊富だ。今季ブレークしたレンヒーフォがトレード候補に挙がっており、内野手の再編が予想される。

 チームは16日にドジャースからFAになった先発左腕アンダーソンと3年3900万ドル(約54億6000万円)で合意したばかり。球団身売りで来季以降のチームづくりが不透明な状況のなか、9年ぶりのプレーオフ進出を目指し、着々と補強を進めている。

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