大谷翔平、24試合ぶり欠場 チーム大敗 MVP争うヤンキース・ジャッジは2戦連発53号

8回、トラウトが本塁打を放ち、ベンチで笑顔を見せる大谷(右から2人目)ら
2回、リードを許しベンチでさえない表情の大谷(中央)
先発を外れ、ベンチで試合を見る大谷(中央)
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 「エンゼルス1-9アストロズ」(4日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は8月8日のアスレチックス戦以来、24試合ぶりシーズン5度目の欠場となった。

 ナイターのあとのデーゲーム。前夜はリアル二刀流で自己最長タイの8回、今季自己最多111球を投げた大谷は8月22日のレイズ戦以来、12試合ぶりにスタメンを外れ、代打要員として戦況を見守った。

 しかし、試合はエンゼルスの先発デビッドソンが二回に4長短打を浴びて5点を失う一方的な展開。0-7の八回に主砲トラウトが29号ソロで意地を見せたが、前夜のサヨナラ勝ちの流れを生かすことはできず。大谷は出場機会がないままチームは敗れた。

 注目のMVP争いは最大のライバル、ヤンキースのジャッジがこの日のレイズ戦で初回に2戦連発となる53号ソロ。先制点でチームに勢いをもたらし、4連敗阻止に貢献した。53本はメジャー1年目の17年に記録した52本を上回る自己新記録。年間ペースを64本に乗せ、ベーブ・ルースの最多記録60本、さらには1961年にマリスがルース超えで球団記録を塗り替えた61本を射程圏内にとらえた。

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