エンゼルス・大谷 初安打&14年ぶりけん制死 2度目球宴!話題集めたでショー

 「米大リーグ・オールスター、ナ・リーグ2-3ア・リーグ」(19日、ロサンゼルス)

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)が19日(日本時間20日)、ロサンゼルスで開催されたオールスター戦にア・リーグの「1番・指名打者」で出場し、1打数1安打1四球。初回の打席で初球を打って球宴初安打となる中前打を記録した。2年連続の投打同時選出だったが、後半戦初戦先発のため、登板は回避した。試合はア・リーグが3-2で勝利。四回に同点2ランのヤンキース・スタントンがMVPを受賞した。

 バットが折れたような鈍い音。嫌な感触が手に残った。つまった打球が中堅手の手前で落ちる。2度目の出場。通算3打席目で初めて記録する球宴安打。「どんな形であれ、ヒットが出るか、出ないかでは全然違う」。一塁上で笑う大谷がいた。

 有言実行の一振りだった。今季から導入された“ひとくちインタビュー”。打席に入る直前のネクストバッターズサークルから、にこやかに英語で宣言した。

 「First Pitch.Full Swing.That’s it!(初球フルスイング、以上!)」。

 メジャー15年目。サイ・ヤング賞3回のレジェンド左腕、カーショーの初球、外角146キロ直球を渾身(こんしん)の力で振り抜いた。

 「いい当たりか、空振りか。どちらかがいいかなと思ったんですけど、一番、中途半端な打球だった。あんまり良くはなかった」

 塁上で落胆の色を浮かべる大谷に落とし穴が待っていた。次打者ジャッジの打席。ベテラン左腕の巧みな投球モーションに完全に釣り出される。懸命に手を伸ばして帰塁するも及ばず、タッチアウト。球宴では08年以来、14年ぶりの珍記録だ。

 「素晴らしいけん制でした。良くも悪くも名前が出てくればいいと思います。へへへ」

 試合前には恒例のレッドカーペットショーにも参加。「楽しく歩けた」。モスグリーンのスーツとネクタイで登場し、『オオタニ・コール』を浴びた。

 「何回来ても面白いですし、楽しい。いい思い出もたくさんできるので、後半戦もより頑張りたいなという気持ちにさせてくれる。何回も選ばれたい」

 特別仕様ユニホームの胸の部分に泥をつけたまま臨んだ記者会見。野球少年が笑顔を輝かせた。

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