大谷翔平 異例の外野守備練習 笑顔で軽快な動き コーチ陣「遊び。ちょっとした運動」

笑顔を見せながら軽快な動きで打球を処理した大谷(撮影・小林信行)
笑顔を見せながら軽快な動きで打球を処理した大谷(撮影・小林信行)
笑顔を見せながら軽快な動きで打球を処理した大谷(撮影・小林信行)
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 「エンゼルス-ドジャース」(16日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が試合前に外野でノックを受けるなど、守備練習を行った。

 試合開始3時間前のフィールドに姿を見せた大谷は壁当てで体をほぐした後、センターの位置でコーチが山なりに投げる球を捕球。さらにアッシュマン打撃投手によるノックを受けた。締めは自軍野手のフリー打撃の打球を追った。約30分間、笑顔を見せながら軽快な動きを披露した。

 昨年は投打同時出場した試合で降板後に次の打席に立つために外野の守備に入った大谷。右前腕部の故障のため、打者に専念していた20年8月29日のマリナーズ戦の試合前には一塁の守備位置でノックを受け、外野フェンスのクッションボールを処理する練習を行ったことはあったが、外野守備を行うのは珍しい。

 エンゼルスの外野陣は、主砲のトラウトが背中のけいれんで前日まで3戦連続欠場中。この日は「2番・中堅」で戦列復帰する予定だったが、患部が完治していないとの判断で開始直前にスタメンから外れた。また、新戦力として期待されているマーシュは打撃で、アデルは攻守で精彩を欠き、手薄な状態。大谷の外野守備はチームにとってプラスに作用する可能性があるが、この日の守備練習についてコーチ陣は一様に口をそろえて「遊びだと思う。ちょっとしたエクセサイズだよ」と言った。

▽エンゼルスのラインアップ

1番・三塁 レンヒーフォ 打率・254、5本塁打、15打点

2番・DH 大谷     打率・255、19本塁打、56打点

3番・中堅 ウォード   打率・287、12本塁打、34打点

4番・捕手 スタッシ   打率・208、5本塁打、16打点

5番・右翼 アデル    打率・250、3本塁打、11打点

6番・一塁 マッキノン  打率・212、0本塁打、6打点

7番・左翼 マーシュ   打率・224、7本塁打、34打点

8番・二塁 ステファニック打率・233、0本塁打、0打点

9番・遊撃 ベラスケス  打率・169、5本塁打、20打点

   投手 スアレス   1勝3敗、防御率4・79

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