大谷翔平、3戦14打席連続無安打 トラウトの3戦連発21号でチーム3連勝

 4回、中飛に倒れたエンゼルス・大谷。4打数無安打だった(共同)
 4回、打席に備えるエンゼルス・大谷。この試合4打数無安打だった(共同)
 マリナーズに勝利し、笑顔を見せるエンゼルス・大谷(右)=共同
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 「マリナーズ0-4エンゼルス」(19日、シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「3番・指名打者」で出場し、4打数無安打だった。前日のダブルヘッダーで計9打数無安打を喫しており、3戦14打席連続ノーヒット。打率は・250。チームは主砲トラウトの3戦連発21号2ランで先制した後、5人の継投で逃げ切り、7日のマドン監督解任後初の3連勝を飾った。

 16日の第4打席から10打席連続無安打で迎えたこの日の試合。父の日にちなみ、左胸に水色のリボンを付け、水色が入ったスパイクと青をあしらったバットを使用した大谷は右腕ギルバートに対し、初回の打席は中飛。カウント2-1から内寄り低めの154キロ直球を高々と打ち上げた。

 鋭い当たりは、2番トラウトの先制21号2ランが飛び出した直後の四回の打席。見逃しストライクとファウルで追い込まれた後の4球目、156キロの外角直球を鋭く振り抜き、センター左へライナー性の打球を放ったが、野手のほぼ正面だった。

 ギルバートと3度目の対決となった六回は左飛。初球、低く沈む126キロのナックルカーブを打ったが、積極姿勢が裏目に出た。

 3-0の八回1死一塁の打席は3番手右腕ムニョスに空振り三振。初球ボールの後、低めのスライダーを空振り、外角高めの直球をファウルにして追い込まれ、最後は内角低めの143キロスライダーにバットが空を切った。

 大谷は今月4日から15日まで自己最長タイとなる11試合連続安打をマーク。16日の投打同時出場の疲労を軽減するため、17日に休養日を与えられたが、スタメン復帰後の3試合は安打がなく、6戦連続ノーアーチとなった。

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