エンゼルス連敗止まらず、球団ワースト13連敗 監督解任も効かず 大谷は申告敬遠も

 1回、二塁打を放つ大谷(共同)
 1回、二塁打を放つ大谷(USAトゥデー・ロイター=共同)
 1回、二塁打を放ち一塁を回る大谷(共同)
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 「エンゼルス5-6レッドソックス」(7日、アナハイム)

 エンゼルスが球団ワーストの13連敗を喫した。試合前にはジョー・マドン監督の解任が発表になるも、5月24日レンジャーズ戦以来の勝利はつかめなかった。

 「2番・指名打者」で出場した大谷翔平投手(27)は第1打席で二塁打を放ち、先制点獲得に貢献。試合前には監督の解任について「すべてが監督のせいというわけではもちろんないですし、むしろ、自分自身の調子が上がらない申し訳なさいというのがもちろんある」と話していた。

 以降は中飛、空振り三振、三邪飛。5-5の九回2死二塁、一打サヨナラのチャンスで巡ってきた第5打席は今季4度目の申告敬遠で、期待して立ち上がった地元ファンからはブーイングが起きた。大谷は4打数1安打1三振、1四球。

 試合は初回にエンゼルスがトラウトの本塁打で先制。五回までは2点をリードするも、六回、七回に1点ずつを献上し、同点で9回を終えた。十回表の攻撃でレッドソックスが1点を獲得。裏の攻撃では先頭の4番・ウォルシュが三振に倒れるなどふるわず、延長の末敗れた。監督解任の“劇薬”も効かなかった。

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