シャーザー、内腹斜筋痛で長期離脱へ 年俸55億円 チームの首位独走に貢献

 米大リーグ、メッツは19日(日本時間20日)、エース右腕のマックス・シャーザー投手(37)が内腹斜筋の張りのため、負傷者リスト(IL)に入ったと発表。復帰まで6~8週間を要するとした。

 同投手は前日18日のカージナルス戦に先発し、六回途中、87球目を投げた直後に体の異変を感じ、ベンチに向かって自ら降板を申し出た。球団によると、MRI(磁気共鳴画像装置)検査の結果、「中程度から高度の内腹斜筋の張り」が確認されたという。

 シャーザーは昨オフにドジャースからFAになり、3年1億3000万ドル(約166億円)、メジャー史上最高の1年平均4333万ドル(約55億3000万円)で合意。サイ・ヤング賞3回、通算195勝の右腕はここまで8登板、5勝1敗、防御率2・54の好成績でチームのナ・リーグ東地区首位独走に貢献している。

 前回登板の13日のマリナーズ戦では試合前に在ニューヨーク日本国総領事館の森美樹夫大使が始球式を行うことになっていたが、同投手はウォームアップに集中していたためか、同大使の存在に気付かず、投球練習を継続。メッツが企画したイベントだったにもかかわらず、同大使はマウンドから投げることができないまま、式は中止に。球団は進行の不手際を謝罪したが、SNS上では同投手に対して心無い言葉が書き込まれるなど、物議を醸した。

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