大谷のいたずらに引っ掛かり爆笑させた敵地ファン SNSで「人生最高の瞬間」と報告
「ホワイトソックス3-0エンゼルス」(2日、シカゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が0-3の八回2死一塁から代打で出場し、二ゴロだった。前日の試合で右股関節の張りを訴えて途中交代しており、この日はスタメンを外れた。エンゼルス打線は相手先発シースに7回1安打、11三振に封じられるなど、三塁さえ踏めず、4月30日に続いて同カード2度目の零封負け。貯金を6に減らしたが、依然としてア・リーグ西地区首位の座をキープした。
「彼がボールを投げつけてきた相手は僕だよ!!」。
米国時間2日深夜。ホワイトソックスのニット帽姿の自分と外野フェンスの向こうで笑顔を見せる大谷の“ツーショット画像”をツイッターに投稿したのは敵地ファンのブレンダン・ダイヤモンドさんだ。
試合前のフィールド。投球練習のルーティンとして行う壁当ての最中に大谷が、金網フェンスの向こうからその様子を見ていたダイヤモンドさんに向かってボールを投げつけるいたずらを仕掛けた。絶対に当たるはずのない状況にもかかわらず、ダイヤモンドさんは上半身をのけぞらせて逃げる最高のリアクション。これにはたまらず大谷も大爆笑だ。
ダイヤモンドさんは「めちゃくちゃビビらされたけど、余裕で人生最高の瞬間になったよ」と、二刀流選手との交流を報告。敵味方関係なく接する大谷の人柄に触れ、完全に心を鷲づかみにされたようだった。