米大リーグ労使紛争 4日連続交渉も「進展なし」 2月中に合意しなければシーズン短縮

 米大リーグ機構(MLB)と選手会による労使交渉が24日(日本時間25日)、フロリダ州ジュピターで行われたが、妥結には至らなかった。

 米スポーツサイト「アスレチック」のドレリッチ記者によると、4日連続の交渉となったこの日はシャーザー(メッツ)のほか、新たにマクラーズ(アストロズ)とロハス(マーリンズ)が参加。選手会はFA権取得に関係するメジャー登録日数の操作とドラフト指名権抽選に関する修正案を提示したという。

 主要争点の最低保証年俸や課徴金(ぜいたく税)に関連する年俸総額の規定額についての話し合いはなかった模様で、米全国紙USAトゥデーのナイチンゲール記者は「ほとんど進展なし」とツイート。早ければ3月5日に開始予定のオープン戦についても「このスローペースを考えるとオープン戦はさらに中止されるだろう」とつづった。

 交渉はあす25日も予定。MLBは選手会に対し、28日までに合意しなければ、予定されている3月31日の開幕の延期と短縮シーズン、それに伴う給料削減を通達している。ファンを置き去りにした労使紛争。危機回避まで残された時間は4日となった。

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