元ヤクルト・カラシティー、ジャイアンツとマイナー契約 右肘手術から完全復活目指す
元ヤクルトのマット・カラシティー投手(30)が、ジャイアンツとマイナー契約を結んだ。球団公式サイトが27日までに発表した。
カラシティーは12年ドラフト6巡目でロッキーズから指名され、16年8月にメジャーデビュー。中継ぎで19試合に登板したが、1勝0敗、防御率9・19と苦しみ、その後はメジャーに定着できず、18年にヤクルトと契約した。
日本では期待された抑えの役割を果たせず、一時は2軍落ちを経験。6月以降は先発で13試合に登板するなど、7勝3敗3セーブ、防御率4・18の成績を残したが、1シーズンで退団した。
帰国後はカブスとマイナー契約を結び、19年途中に移籍したマリナーズで3年ぶりにメジャー復帰。しかし、11試合で防御率5・59と結果を残せなかった。20年はジャイアンツとマイナー契約を結んだが、開幕前の3月に右肘靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けたため、登板機会はなし。昨季はレッドソックスとマイナー契約を結んだが、公式戦での登板はなかった。