MLB目指す鈴木誠也「悩んでいる。眠れない」米取材で心境 「投手できる」で爆笑

 広島からポスティングシステムを使って大リーグへの移籍を目指す鈴木誠也外野手(27)がこのほどオンラインで米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」の単独取材に応じ、移籍先を待つ心境などを語った。

 同サイトは、「スズキが切望していることは新たな挑戦だ」と記し,通訳を介して同外野手が口にした「僕はトップ中のトップになりたい」とのコメントを紹介。目標とする選手に同じ右打ちの外野手でMVP3回のエンゼルス・トラウトの名を挙げたという。

 移籍先候補として挙げられた球団はマリナーズ、ジャイアンツ、レッドソックス、ドジャース、パドレス、ヤンキース、レイズ、ブルージェイズで「10から12球団とズームで交渉した」。一部の米メディアが5年6000万ドル(約68億5000万円)を予想していることからカブスと4年4800万ドル(約54億8000万円)で合意した福留を超える日本選手ではメジャー移籍時の史上最高額の契約になる可能性を伝えた。

 交渉には愛理夫人も同席。労使紛争によるロックアウトで交渉が中断し、移籍先が決まらない状況に「正直に言いますと、まだすごく迷っています。たくさんの球団が心に残っており、毎晩眠れないです。いろんなことを考えなくてはいけない」と、心境を吐露した。

 同サイトは、鈴木の広島での活躍だけでなく、生い立ちや、元広島で現在は駐米スカウトのブラッド・エルドレッドとジェイ・ジャクソンの太鼓判や秘話なども紹介。また、二刀流で昨季のMVPを獲得したエンゼルス大谷について同外野手が「彼は素晴らしい選手です」と称賛しながら、さりげなく「僕も投手できますよ」と言って、爆笑を誘ったことなども記した。

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