大谷翔平 第1打席は見逃し三振 球団新の185三振目 1番・DHで出場中

レンジャーズ戦の1回、打席で構える大谷。今季の残り試合で登板しないことが決まった(共同)
レンジャーズ戦の1回、見逃し三振に倒れた大谷(共同)
レンジャーズ戦の1回、三振に倒れベンチで悔しそうな大谷(共同)
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 「レンジャーズ-エンゼルス」(29日、アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「1番・指名打者」で出場し、第1打席は三振に倒れた。今季185三振目で、球団新記録となった。

 外角への速球が続き、初球をファウル、2球目を見逃しでストライクと2球で追い込まれた。2球を見送って2-2としてからの5球目はアウトロー一杯のストライクで、見逃し三振に倒れた。2013年のマーク・トランボ、2014年のマイク・トラウトが記録した184三振を上回った。

 大谷が1番で起用されるのは8月27日のパドレス戦以来、27試合ぶり。ここまで打者で150試合(代打9試合)に出場し、打率・256、メジャー3位の45本塁打、ア・リーグ11位タイの98打点、同5位の24盗塁をマーク。前日は3打数無安打1四球で3戦ぶりノーヒット。6試合連続で本塁打がなかった。

 本塁打王争いは47本でトップのペレス(ロイヤルズ)を追っている。

 レンジャーズの先発は左腕のハーン。大谷は8月5日の初対戦で四球と空振り三振。9月5日は3度の対戦で一ゴロ、見逃し三振、空振り三振に抑えられ、通算成績は4打数無安打1四球、3三振。

 また、あと1度、投手として登板があるかどうか注目されていたが、今季は投手としては出場しないことを試合前にマドン監督が明かした。「日曜日(10月3日)は投げない。話し合った時に彼は今が終了する適切な時だと感じていたのでそうした。複雑なことは何もない」と説明した。

 大谷は前回登板の26日のマリナーズ戦に投打同時出場し、7回、自身2番目に多い112球を投げて5安打1失点、10奪三振と好投した。しかし、打線の援護に恵まれず、10勝目はならず。3度目の挑戦となった1918年のベーブ・ルース以来、103年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」の達成はならなかった。

 指揮官は今後について「残りの試合は投げることを心配することなく、打者に集中してもらいたい」と、この日を含む5試合は本塁打王を争っている打撃に専念させる考えを明かした。

 今季の大谷はメジャー自己最多&チーム最多の23登板、130回1/3を投げ、9勝(2敗)、防御率3・18、156三振を記録した。

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