大谷翔平 43号3ラン&34度目マルチで2連勝に貢献 チーム勝率は5割復帰
「エンゼルス4-1レンジャーズ」(4日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場し、六回に4戦ぶりの一発となる43号3ランを放つなど4打数2安打3打点。登板翌日では9本目で勝利に貢献した。
好球必打。1点を追う六回無死一、二塁の好機。ここまで2打席無安打に封じられていた左腕アラードの初球、甘く入った142キロカットボールを完璧にとらえた。
速度172キロ、飛距離130メートルの打球が本拠地右中間席に突き刺さる。球団新記録となる本拠地25本目の本塁打。この日のホワイトソックス戦で2打席連発40本の大台に乗せたロイヤルズのペレスとの差を3本に広げた。
八回の第4打席では右前打を放ち、二盗を敢行。セーフかと思われたが、足が二塁から離れてしまい、アウトに。ただ、本塁打以外でもファンの目を引きつけていた。
大谷は8月19日のタイガース戦以来13試合ぶりの好機34度目のマルチ安打となった。
また、エンゼルスの先発投手・スアレスは自身初の完投で6勝目。今季チームでも初の完投勝利となった。



