筒香、5号場外3ランで逆転サヨナラ勝ち 米自己最多4打点 驚異の長打率とOPS

 9回、今季5号のサヨナラ3ランを放つパイレーツ・筒香=ピッツバーグ(UPI=共同)
 9回、今季5号のサヨナラ3ランを放つパイレーツ・筒香=ピッツバーグ(UPI=共同)
 手荒い祝福を受ける、カージナルス戦でサヨナラ本塁打を放ったパイレーツ・筒香=ピッツバーグ(AP=共同)
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 「パイレーツ4-3カージナルス」(29日、ピッツバーグ)

 パイレーツの筒香嘉智外野手(29)が「6番・右翼」で出場し、1-3の九回に5号逆転サヨナラ3ランを放った。自己最多の1試合4打点でチームの得点を1人でたたき出した。

 鮮やかなアーチを青空に架けた。2点を追う九回1死一、二塁の好機。筒香が初球、甘く入った143キロスライダーを逃がさなかった。高く舞い上がった飛距離129メートルの打球は右翼フェンスを軽々と越え、場外に消えた。1点を追う四回1死満塁の打席では犠飛で同点。米自己最多の4打点をマークした。

 筒香は14日にドジャース傘下3Aオクラホマシティーから自由契約になり、16日にパイレーツへ移籍したばかり。今季所属したレイズとドジャースではいずれも打率1割台と精彩を欠いたが、新天地では13試合、打率・333(27打数9安打)、5本塁打、11打点。長打率1・037、OPS1・424と驚異的な数字を残している。

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