「ダイヤモンドバックス－パドレス」（１２日、フェニックス）

　パドレスのダルビッシュ有投手が先発。三回途中を被安打６、５失点。逆転を許して途中降板した。三回に５点を失ってなお２死走者なしの場面で、脚を気にするそぶりも見せ、その直後にマウンドを降りた。

　２点の援護をもらって迎えた三回、安打と四球などで１死二、三塁とされ、３番Ｐ・スミスに、右翼線にポトリと落ちる２点二塁打を浴びて同点。さらに４番Ｃ・ケリーに右前適時打を浴びて勝ち越し点を献上。さらに５番ペラルタに右越え２ランを被弾した。

　この日は制球に苦しみ、高めに浮いた球を痛打されるシーンが目立った。

　ダルビッシュは今季ここまで７勝６敗、防御率３・４３だった。前回登板となった８日のダイヤモンドバックス戦は勝敗はつかなかったが、７回４安打２失点、１２奪三振の好投を披露していた。