大谷 日本選手最多本塁打記録更新に米メディア「またも歴史をつくった」
「エンゼルス5-4レッドソックス」(7日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が、レッドソックス戦に「2番・DH」でフル出場し、決勝の32号ソロを放った。2004年のヤンキース・松井秀喜が記録した日本選手のシーズン最多本塁打記録を更新。年間ペースは1927年のベーブ・ルースと同じ60本で、01年のバリー・ボンズ(73本)、サミー・ソーサ(64本)以来の大台突破も夢ではなくなってきた。
大谷が日本選手のシーズン最多本塁打記録を更新したことを、米メディアなども大きく扱った。大リーグ公式サイトは松井の162試合に対し、大谷は81試合目の打者出場で達成した点に触れ「大谷がまたも歴史をつくった」と伝えた。AP通信は「松井のフルシーズンでの記録を、オールスター戦前に抜き去った」と異例のハイペースを強調した。対戦したレッドソックスのアローヨは6日に投手・大谷に無安打に封じられており「信じられない選手」と感心していた。