大谷 あっさりゴジラ超え32号! 年間60発ペース!あるぞベーブ・ルース超え!

 「エンゼルス5-4レッドソックス」(7日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が、レッドソックス戦に「2番・DH」でフル出場し、決勝の32号ソロを放った。2004年のヤンキース・松井秀喜が記録した日本選手のシーズン最多本塁打記録を更新。年間ペースは1927年のベーブ・ルースと同じ60本で、01年のバリー・ボンズ(73本)、サミー・ソーサ(64本)以来の大台突破も夢ではなくなってきた。

 本拠地の観客から総立ちで祝福された。大谷が“ゴジラの壁”をあっさり越えた。「子どもの頃からずっと見ていたので光栄だなと思う」。27歳になったばかりの青年が、17年ぶりに憧れの強打者の記録を塗り替えた。

 「あーっ」。苦悶(くもん)の表情で絶叫した。同点の五回無死。自打球が右足首、左膝へ2度も直撃した。鈍痛を抱えながらの打席で、左腕の内角チェンジアップを鋭く振り抜いた。時速184キロ、飛距離133メートルの特大弾が右翼席へ。痛みと感激。笑顔はない。ゆっくりと四つのベースを踏みしめた。

 松井氏が162試合で記録した31本塁打を、半分の81試合目の打者出場で抜き去る32号。日本選手の最多本塁打記録更新直後には、球団から同氏の祝福コメントが発表され、「真の長距離打者」、「大リーグの常識を変えた唯一無二の存在」など称賛の言葉が並んだ。大谷は「素直にうれしいです。まだまだ打てるように、期待に応えられるように頑張りたい」と喜んだ。

 左腕から今季10本塁打目。さらに32本塁打のうち、捉えた球種は10本が直球で、22本は高速シンカー5本、チェンジアップ7本など変化球を打ち返した。

 「ストライクを打つというシンプルな状態を維持できれば必ずいい成績は残せる」

 呼応するようにマドン監督は「ストライクゾーンを拡大しないという新たに獲得した能力」と力説。2位・ゲレロ(ブルージェイズ)に4本差をつけ、日本勢初の本塁打王へ突き進む青年を「特別な野球選手」と呼んだ。

 今季は10・2打席に1本の割合で本塁打を放っている。年間ペースはベーブ・ルースが1927年に記録した自己ベストと同じ60本。メジャーでは01年のボンズ(73本)と、ソーサ(64本)を最後に誰も到達していない60本の大台。大谷ならできる。みんながそう信じている。

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