大谷、初回途中“7失点”も負けつかず 打線が九回に“7得点”で大逆転

 ヤンキース戦で先発登板したが1回途中で降板となり、ベンチで厳しい表情のエンゼルス・大谷=ニューヨーク(共同)
 ヤンキース戦に先発登板したエンゼルス・大谷。2/3回を7失点で4勝目はならなかった=ニューヨーク(共同)
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 「ヤンキース-エンゼルス」(6月30日、ニューヨーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)がメジャー4年目で初めて「1番・投手」で出場したが初回を投げきれず、2/3回を7失点で降板した。2敗目が濃厚かと思われたが、九回にウォルシュが同点満塁弾を放ち、大谷の負けが消えた。

 2度の雨による中断を挟み、日をまたぐ長い試合になった。4点を追うエンゼルス打線は、九回にヤンキースの守護神・チャップマンとの対戦した。

 しかし、ストライクゾーンの判定に苦しんだのか、チャッププマンは思うようにストライクを取れず、3四球で1アウト満塁に。ここでウォルシュが20号満塁本塁打を放ち、同点に追いついた。

 さらに、代打のレンギフォが2点タイムリーを放ち、勝ち越しに成功した。ウォードにもタイムリーが出て3点リードで、この回7得点。初回の7失点と対照的な結果となった。

 このことにより、初回に5四死球と2つのタイムリー、また降板後に残した走者3人が得点したことにより7失点を喫した大谷だったが、2敗目はつかなかった。

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