MLB 投手の粘着物質取り締まり強化 違反者は退場と10試合の出場停止処分へ

 米大リーグ機構(MLB)が15日(日本時間16日)、投手の粘着物質に関する新ガイドラインを発表。取り締まり強化策として相手監督の要請の有無に関係なく、試合中の審判による定期的検査の実施や、粘着物質使用が判明した違反者への退場処分と10試合の出場停止処分などを21日(同22日)から実施することを明らかにした。

 審判は、先発投手には試合中に複数回の検査を行い、救援投手にはイニング終了時か投手交代時に検査を行う。また、投手以外の選手の粘着物質使用が判明した場合(たとえば捕手が投手へボールを返す前に粘着物質を付着させるなど)、当該野手とボールを使用した投手は退場、出場停止の処分となる。

 大リーグの公式球は日本より滑りやすいとされる。今回の発表を受けてマリナーズ・菊池は「すぐには難しいかもしれないが、将来的には質(の改善)も考えてほしい」と訴え、ツインズ・前田も「球を変えるのが一番だと思う」とした。

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