大谷が曲芸打ちの適時二塁打 内角球を逆方向へ 豪快本塁打を含むマルチ安打

マリナーズ戦の1回、16号本塁打を放ちチームメートに迎えられるエンゼルス・大谷(17)=アナハイム(共同)
マリナーズ戦の1回、菊池との対決で先制の16号本塁打を放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
 マリナーズ戦の1回、菊池との対決で先制の16号本塁打を放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-マリナーズ」(5日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場。母校・花巻東の3年先輩のマリナーズの菊池雄星投手(29)と19年7月21日以来、685日ぶりに対戦した。

 初回の打席。初球、151キロカットボールを完璧にとらえると、時速182キロ、飛距離133メートルの打球が中堅フェンスを軽々と超えた。大谷の本塁打は5月25日のレンジャーズ戦以来、8戦ぶり。自身5戦15打席ぶりの安打でチームに先制点をもたらした。打球を見届けた菊池は一瞬笑みがにじんだ。

 八回2死二塁では左腕ミシエビッチの内角球を逆方向へ運ぶ曲芸打ち。左前に運ぶ技ありの適時二塁打でマルチ安打をマークした。大谷のマルチ安打は5月29日のアスレチックス戦以来、5戦ぶり15回目となった。

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