大谷翔平、シフト破りのバント安打も二盗失敗 七回からベンチへ退く

エンゼルス・大谷(提供・共同通信社)
インディアンス戦の6回、三塁へのバント安打を決めるエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
インディアンス戦の6回、三塁へのバント安打を決めるエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-インディアンス」(19日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・投手」で4度目の投打同時出場。投手としては五回途中5安打2失点、与四球2、奪三振5で2勝目ならず。降板後はダブルスイッチで右翼の守備に入り、前回11日の登板に続いて三刀流を実現させた。

 1点を追う六回、先頭の大谷が初球で本拠地をどよめかせた。内野手全体が右へ寄るシフトでがら空きになった三塁側へ打球を転がした。4月26日のレンジャーズ戦でも使ったシフト破りのバント安打。楽々と一塁を駆け抜けた。

 勝ちたい気持ちを体現した。次打者レンドンの2球目に果敢に走る。しかし、捕手から絶妙な送球にタッチアウト。二塁に到達した大谷は声を上げ、右手を振って「違う、違う」と身ぶりで異議を唱え、エンゼルスベンチもチャレンジ権を行使したが、判定は覆らず。悔しさをにじませながらベンチに戻った。その後、七回の守備からベンチへ退いた。

 指名打者を解除して投打同時出場を果たした大谷は初回の打席は三直。同点の二回2死二塁の好機は177キロの弾丸ライナーを放ったが、中堅手の正面だった。

 大谷は前日まで打者として39試合に出場し、打率・271、両リーグ単独トップの14本塁打、リーグ3位タイの33打点をマーク。前日には自己最長タイとなる3試合連続本塁打を記録している。

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