レイズ・筒香 絶好機に代打で空振り三振 5戦19打席連続無安打で打率・155
「エンゼルス-レイズ」(4日、アナハイム)
レイズの筒香嘉智内野手(29)が2試合連続でスタメンを外れ、2点リードの六回無死一、二塁の好機に代打で空振り三振。打率を・155とした。
筒香は2-0の六回、2人の走者を置いた場面から代打で起用された。軟投派のリリーフ右腕シシェックに対し、初球、内角124キロスライダーをファウルにした後、2球連続で外角低めにはずれた143キロシンカーを見送ってカウント2-1。しかし、4球目、自信をもって見送った外角低めのシンカーがストライク判定。打席の中で驚くような仕草を見せた背番号25は5球目、外角低めの124キロスライダーをとらえることができなかった。
三塁側のエンゼルスベンチから勝負の行方を見届けた大谷は、筒香を三振に斬った同僚に笑顔で拍手を送った。
筒香はここまで23試合に出場し、打率・155、0本塁打、5打点、出塁率・234。新型コロナウイルスのワクチン接種による副反応のため、4月29日のアスレチックス戦を欠場し、同30日のアストロズ戦から戦列に戻ったが、復帰後は快音がなく、同28日以降、5戦19打席連続無安打(2四球含む)を記録している。