大谷翔平リード保ち五回投げ終える 1072日ぶり勝利なるか セーフティーバントも成功
「レンジャーズ-エンゼルス」(26日、アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・投手」で出場している。初回に3ランを浴びるなど4失点を喫したが、二回、三回、四回と三者凡退で抑えて立ち直り、リードを保った状態で五回を投げ終えた。
初回は29球を要したが、すぐに立ち直った。二回は先頭のトレビノが初球のボール球に手を出したことにも助けられ左飛、続くカルフーンを遊ゴロ、カイナーファレファはスプリットで空振り三振に斬った。
味方が勝ち越してくれた後の三回は、ギャロとガルシアからスプリットで空振り三振。さらに四回は先頭のソラックを内角をえぐる変化球で見逃し三振。ダールにはスプリットで空振り三振。ホルトには外から入ってくる変化球で見逃し三振と圧巻の投球を見せた。
節目の五回は先頭のトレビノから見逃し三振を奪って、ここまで5者連続三振。カルフーンは一塁プホルスの好守もあって一ゴロとした。カイナーファレファに中前に運ばれたが、ギャロは見逃し三振とした。
大谷の投打同時出場はシーズン初登板となった4日のホワイトソックス戦以来、2度目。メジャー移籍後初めてとなる中5日のマウンドでメジャー1年目の18年5月20日のレイズ戦以来、1072日ぶりの勝利投手を目指す。
打つ方では二回に2点適時二塁打を放ち、六回の第4打席は先頭打者としてセーフティーバントを敢行。相手が対応しきれず、成功させた。




