大谷翔平 4号含む2戦連続3安打で打率・364 中継局は「スーパーヒーローだ」

 5回、本塁打を放つ大谷=カンザスシティー(共同)
 1回、内野安打を放ち一塁へ駆け込む大谷=カンザスシティー(共同)
 5回、本塁打を放った大谷=カンザスシティー(共同)
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 「ロイヤルズ3-2エンゼルス」(13日、カンザスシティ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、4号ソロを含む5打数3安打1打点。2試合連続の1試合3安打で6試合連続安打をマークし、打率を・364(44打数16安打)とした。

 開幕から11試合連続出場の大谷は初回の打席で俊足を生かした三塁内野安打で6試合連続安打をマーク。三回は左飛に倒れたが、2点を追う五回に快音を響かせる。

 先発左腕ダフィーがカウント0-1から投じた低めの135キロスライダーを完璧にとらえる。飛距離131メートルの打球が中堅フェンス右側を越えた。

 3戦ぶりシーズン4本目の本塁打。ホームランボールを捕球したロイヤルズの帽子をかぶった少年は万歳ポーズで大喜び。敵地ファンの歓声を受けながら大谷がダイヤモンドを回った。

 1点を追う九回1死一塁の第5打席は抑え右腕ホランドの151キロ速球を179キロの打球で右前へはじき返し、2試合連続猛打賞を獲得。1死一、二塁と好機を拡大したが、後続にあと1本が出ず、チームは惜敗した。

 前日の試合では今季メジャー最速となる時速192キロの打球で適時二塁打を記録した大谷。中継局の実況と解説者は大谷の本塁から一塁までの平均到達時間がメジャー全体の4・29秒を上回る4・04秒、投手としてはメジャートップクラスの163キロの剛球を投げることなどをデータで表示。投打走で非凡な才能をもつ26歳を「スーパーヒーローだ」と呼んだ。

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