エンゼルス・大谷 「満点に近い」「投げ切りたかった」【一問一答】

 「エンゼルス7-4ホワイトソックス」(4日、アナハイム)

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(26)が4日(日本時間5日)、ホワイトソックス戦にメジャー4年目で初めて投打同時出場した。メジャーでは118年ぶりとなる「2番・投手」に入り、打っては飛距離137メートルの特大2号ソロを含む3打数1安打1打点、投げては最速163キロで五回途中2安打3失点(自責1)、5四球7三振。守備で走者と交錯した直後に降板し、3年ぶりの勝利はならなかったが、全米中継された試合で真の二刀流の神髄を披露した。大谷との一問一答は下記の通り。

  ◇  ◇

 -投球を振り返って。

 「一個一個のボールは良かった。右打者への内角真っすぐも力があり、そこから曲げるスライダーも効果的だったと思う」

 -100マイル(約161キロ)超えが9球。18年のどの登板よりも多かった。

 「体自体は動いていましたし、良かったのかなと思います。ファンの人も多く入って、野球をやっているなという感じがする」

 -投打で100%の力を発揮できたか。

 「打席は満点に近い感覚が三つあったので良かった。投球も全体的にいい球がすごく多かった」

 -リアル二刀流は不可能と言っている人を見返したい気持ちは?

 「あんまりそういうのはない。いい試合もあれば、悪い試合もある。その1試合でできた、できないというものではないと思うので」

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