前阪神ボーアに厳しい現実 ジャイアンツとマイナー契約もキャンプに参加できず

 阪神を1年で退団したジャスティン・ボーア内野手(32)がジャイアンツとマイナー契約で合意したことが5日(日本時間6日)、メジャー関係者の話でわかった。

 同内野手はこの日、自身のインスタグラムのストーリー機能を使ってジャイアンツのチームロゴとともに「2021年の新チーム」「レッツゴー」の文字を投稿し、メジャー復帰に向けて意気込みを示した。

 通常マイナー契約を結んだ選手はメジャーキャンプに招待選手として参加するが、現実は厳しく、メジャー関係者によると、ジャイアンツはリーグが定めるキャンプ参加人数が上限の75人に達しているため、現時点でボーアはキャンプに参加することができないという。

 米メディアはボーアを昨年10月にかかとを手術した正一塁手のベルトの“保険”として位置付けているが、ジャイアンツのキャンプに参加している選手が戦力外になるなどして枠に空きができない限り、ボーアは自主トレで調整しながら吉報を待ち続けなければいけない。

 ボーアは14年にマーリンズでメジャーデビューし、フィリーズ、エンゼルスでもプレーした。19年までのメジャー通算成績は打率・253、92本塁打、303打点。阪神では99試合に出場し、打率・243、出塁率・344、17本塁打、45打点。昨年11月に自由契約になった後、韓国リーグの複数球団からオファーを受けたが、米球界復帰の道を選んだ。

 親日家でもあるボーアは昨年末にインスタグラムで阪神ファンに向けてメッセージを投稿。「私たち家族にとっては素晴らしい時間でした。そして、この経験を一生大切にします」、「これからも皆さんは私の心の中で特別であり続けることでしょう!ありがとうございました」などと、感謝の気持ちをつづっている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス