Bジェイズがメッツの先発左腕マッツ獲得 マー君の移籍先候補消えた?

 山口俊投手(33)が所属するブルージェイズは27日(日本時間28日)、メッツとのトレードで先発左腕のスティーブン・マッツ投手(29)を獲得したと発表した。3人の有望若手投手がメッツへ移籍する。

 先発陣強化を目指すブルージェイズはこれまで巨人からポスティングシステムを使って菅野の獲得交渉に動いていたと報じられていたほか、ヤンキースからFAになっている田中の移籍先候補にも挙がっていた。

 チームはここまで左腕レイと1年800万ドル(約8億3000万円)で契約延長し、カブスからFAになっていたチャットウッドと1年300万ドル(約3億1000万円)プラス出来高250万ドル(約2億6000万円)で合意。19年11勝、今季の開幕ローテー入りを予想されていたマッツを加えたことで先発陣の層はさらに厚くなった。

 一方のメッツは昨季のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)右腕でレッズからFAになっているバウアーの獲得交渉で条件提示をしたと伝えられており、今季年俸520万ドル(約5億4000万円)の左腕を放出したことで補強資金の増額に成功。大リーグ公式サイトのフェインサンド記者はツイッターで「マッツのトレードがメッツとバウアーの契約を意味するわけではないが、扉がより広がったことは確かだ」とつぶやいた。

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