大谷翔平選手（２６）が所属するエンゼルスが、カブスからＦＡになっていたホセ・キンタナ投手（３１）と１年８００万ドル（約８億３０００万円）で合意した、と１９日（日本時間２０日）、米ヤフースポーツのティム・ブラウン記者が自身のツイッターで伝えた。

　コロンビア出身のキンタナは１２年にホワイトソックスでメジャーデビュー。１６年から１９年まで４年連続２桁勝利をマークした。１７年途中にカブスへ移籍し、ダルビッシュ（パドレス）らと先発陣を支えた。今季がメジャー１０年目で通算成績は８３勝７７敗、防御率３・７３。１６年に球宴に選出された。

　昨季のエンゼルスはチーム防御率がリーグ１５球団で１３位の５・０９と低迷。先発陣強化は今オフ最大の課題とされており、未契約の昨季サイ・ヤング賞右腕バウアーやヤンキースからＦＡになった田中の獲得に動くのか注目されている。