マエケンにダルビッシュから贈られた秘蔵動画とは?「昔から野球界の発展のために…」

 ツインズの前田健太投手(32)とレッズの秋山翔吾外野手(32)が17日、フジテレビ系「ジャンクスポーツ」に出演。プライベートでも仲がいいという2人がメジャーリーグの舞台裏などを語った。

 前田が「好きなんすよ。秋山が一番親友なんで」という間柄。秋山は「もう少しアメリカにいようと思ったんですが、健太から一緒に出ようといってきたので早く帰って来ました」と“共演”に至った経緯を明かした。

 番組ではカブスから今季パドレスに移籍したダルビッシュ有投手(34)との関係について秘話が飛び出した。

 前田は広島時代に交流戦で、打者として日本ハム・ダルビッシュと対戦。ダルビッシュが前田に対して全球種を駆使して「右打者はこう抑えろ」というメッセージを授けたということが話題になった。

 「ダルビッシュさん、マウンドでめちゃくちゃ首を振る。なんで?と思って。(打者が)ピッチャーだったら普通サインに首を振らないじゃないですか。でも、そういう意図があって。ブログにもそう書いてあって、そこから交友をもたせてもらうようになりました」と振り返った。

 関係性は前田がメジャー入りしてからも続く。「対戦するときに毎回アドバイスをもらいに行くんですが、『動画撮るから、それ送るわ』って送ってくれました」。番組が入手した動画にはカットボールとツーシームの握り方やリリースの仕方などが、詳細に録画されていた。

 球の握りやリリースは個人の武器。公に披露しないケースも多い。前田は「OBの方でそれを良く思わない人がいるんじゃないですか?でも、ダルビッシュさんは昔から野球界の発展のために聞かれれば答えると…」と明かした。

 一方、メジャー1年目だった秋山もダルビッシュへの感謝の思いを述べた。今季、ダルビッシュと対戦した際に内角高めの球を右前にはじき返したが、「それまで打率1割台だったんですが、ダルビッシュさんがインタビューで『今のメジャーであのインハイにああいう反応をする選手はいない』とおっしゃっていて、(成績が)上がっていくきっかけになった。ダルビッシュさんのおかげだった」と結果を残した裏にダルビッシュの金言があったことを明かしていた。

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