大谷が年俸調停へ 3・4億円希望も2・6億提示、球団と合意できず

 米大リーグ、エンゼルスのペリー・ミナシアンGM(40)は15日(日本時間16日)、電話会見を行い、メジャー3年目を終えて初めて年俸調停権を取得した大谷翔平選手(26)の今季年俸を、年俸調停委員会の裁定に委ねる意向を示した。

 この日は年俸調停権を保有する選手と所属球団が、互いの希望額を提出する期限。大リーグ公式サイトによると、大谷が330万ドル(約3億4300万円)を希望したのに対し、エ軍は250万ドル(約2億6000万円)を提示したという。

 同GMはベーブ・ルース以来、メジャー100年ぶりの本格的二刀流選手の査定について「ショウヘイはユニークなケース。比較の対象がないところが難しい」と率直な感想。大谷の代理人とは複数年ではなく、単年契約の交渉を行っていることを明かし、「年俸アップで合意しているが、増加額が問題だ」と、“80万ドル(約8300万円)”の差額を説明した。

 大谷は17年オフに日本ハムからポスティングシステムを利用してエ軍へ移籍。当時25歳以下だったため、規則により、1年目の契約はメジャー最低保証年俸の54万5千ドル(約5700万円)に抑えられ、昨季は70万ドル(162試合実施の場合。約7280万円)だった。(金額は推定)

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