菅野に興味のメッツ インディアンス88勝右腕と球宴遊撃手獲得 6人大型トレード

 巨人の菅野智之投手(31)の争奪戦から撤退したと報じられていたメッツが、インディアンスとのトレードでメジャー屈指の遊撃手フランシスコ・リンドア(27)とメジャー通算88勝の右腕カルロス・カラスコ(33)を獲得したと7日(日本時間8日)、大リーグ公式サイトなど複数のメディアが報じた。インディアンスは主力の2選手を引き換えに年俸調停権のないアーメド・ロサリオ遊撃手(25)と3人の若手有望株を得たという。

 メッツは先発ローテーション強化を目指し、一時は巨人からポスティングシステムを使って米大リーグ移籍を視野に入れていた菅野の移籍先有力候補に挙がっていた。しかし、この日の交渉期限を前に撤退を報じられていた。

 一方のインディアンスは総年俸削減が今オフの最大の課題。中でも17~19年に103本塁打を記録し、今季年俸が1900万ドル(約20億円)と予想されているリンドアは昨オフからトレード候補とされていた。メジャー11年のベテラン、カラスコは今季を含め、4年4400万ドル(約45億6000万円)の契約を残しており、チームは大幅な削減に成功した。

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